第25回静岡県中学生新人ソフトボール大会

組合せ表

最終日となった中学生新人戦は晴天の下、予定通り準決勝と決勝が行われた。
準決勝では、連覇を狙う静岡ソフトボールクラブ(中部1位)が浜岡中学校(西部2位)を圧倒し、10-1で勝って決勝進出を決めた。
もう一試合の高洲・広幡中学校(中部3位)対5START(西部1位)は大接戦。高洲・広幡は3-1とリードされて迎えた5回表、
この日サードに入った中村が同点となるタイムリーを放ち、その後ワイルドピッチで一気に逆転し4-3としたものの,、その裏、
打力に勝る5STARTが松浦の2点タイムリーなどで再度逆転。最終回の高洲・広幡の攻撃を0点に抑え、6-4で逃げきった。

 
注目のクラブチーム同士の決勝戦は、思わぬ大差がつく試合となった。
後攻の5STARTは1点先制された直後の1回裏、小川が先頭打者本塁打で同点とし、その後二人のランナーを置いて細田が
3ランホームランを放ち、一挙4点を取って逆転に成功。3回には1点追加したあと、再び細田が三塁線へ2ランホームラン。
勢いに乗った5START打線は、4回にも3点を追加。細田は3の3、6打点の大活躍。投げては先発松浦が尻上がりに調子を上げ、
静岡打線を3回以降0点に抑えて優勝。初出場で初優勝の快挙となった。
静岡ソフトボールクラブは初回、丸山のタイムリーで先制したもののその裏に逆転を許した。2回には剱持のヒットを足掛かりに
四球とパスボール、戸塚のタイムリーなどで1点差まで詰め寄ったものの、反撃もここまで。10-3の大差で負け、連覇は成らなかった。
 
優勝した5STARTと、準優勝の静岡ソフトボールクラブは、来年3月に行われる東海大会(愛知県)へ推薦出場の予定です。
 

優勝した5START(ファイブスタート)三浦定義監督の談話
チーム名のとおり、5人の選手で始まったチーム。1年ほどは人数不足で試合もできず、保護者の皆さんと協力して練習に明け暮れた。
今年に入り、同じ悩みを持つ静岡のスピリッツと5月から合同チームを組んで、やっと大会に出られるようになった。しかし、
合同で練習できるのは月に一度くらい。あとはそれぞれのナイター練習が中心。悩みも多いが、保護者の皆さんの
献身的な支えのお陰でやってこれた。今日の優勝は、今まで頑張ってきたみんなへのご褒美だと思う。
バッティングには自信があったので、ピッチャーの出来次第だと思っていたが、先発の松浦が少しずつ調子を上げて、
いいリズムを作ってくれた。守備陣が踏ん張り、そして2年生が本当に良くやってくれた。東海大会まではまだ時間があるので、
練習試合などを積んでいいチームを作り、どのくらい出来るのか通用するのか、挑戦者の気持ちで頑張りたい。

優勝 5START


準優勝 静岡ソフトボールクラブ







静岡県中学生新人大会の初日、あいにくの雨模様だが、予定通り二回戦までの12試合が行われた。
会場となった吉田町大井川河川敷高島グラウンドは水はけが良く、また雨をものともしない選手たちの
元気な声が響いていた。
 
連覇を狙う静岡ソフトボールクラブ(中部1位)は、二回戦で掛川市立桜が丘中学校(西部3位)と対戦。
静岡は序盤から小刻みに加点し5点のリードで迎えた最終回、桜が丘の猛追を受ける。守備の乱れや
本塁打などで1点差まで詰め寄られたものの、最後の打者を右翼飛に打ち取ってゲームセット。 
5対4で辛くも逃げきった。

雨中での試合となったが、増井智行監督は「条件は相手も同じ。来週また頑張ります。」と話し、
気持ちを切り替えていた。
 
来週(23日)準決勝と決勝が行われる予定。
   
一回戦
錦田・中郷西 8−0  可美 高洲・広幡   4−1  岳洋
沼津市立原        0−3  青島 i伊東市立南        0−10 5START
富士根南  10−0  清水第四 浜岡      2−0  長田南
長井崎     0−11 桜が丘 開成      0−18 静岡ソフト
二回戦
錦田・中郷南 1−5  高洲・広幡 5START    8−4  青島
富士根南     1−7  浜岡 桜が丘     4−5  静岡ソフト